風水の基本

風水 鑑定

風水とは?

風水とは古代中国より伝わるあらゆる占術の基本となっている思想です。

大地に流れる気を読み幸運を呼び込む

風水は怪しい占いではなく、官公庁でさえ大きな建設プロジェクトの際には風水を考慮していると言われるほどです。 そんな風水は「この世界に流れている気を上手に活用し、よりよい運気を呼び込む手法」ということができるでしょう。 風水を上手に利用するポイントは、流れている気の龍脈(気が流れている通り道)を読み取り、その先に龍穴(気の集まる場所)利用するのが基本です。 いわゆるホットスポットと呼ばれる場所はこの龍穴にあたります。 古代中国では皇帝一族の繁栄に利用されたとされ、門外不出の秘術でもあったそうです。 現在では、様々な情報が気軽に手に入るようになり、誰でも簡単に風水を利用できるようになりました。

この世の根本は2つに分類される

陰陽という言葉をご存知かと思います。 これは、天と地、男と女、昼と夜、光と闇、など正反対の事象を表します。 古の中国では太極という思想が生まれ、大極は万物の根源であり、やがて陰と陽に分かれたことで、この世が誕生したとされました。 陰と陽の相対する二つの気で全てが解釈されましたが、実際には春夏秋冬など必ずしも陰と陽だけで区別することができないことから、陰陽は細分されました。

  • 陽の陽
  • 陽の陰
  • 陰の陽
  • 陰の陰

この四象をさらに陰と陽に分けたものが八卦と呼ばれるものです。

この八卦は順にめぐっていて、その人の生まれ年に当たる八卦を本命卦といいます。また、本命卦にはそれぞれ八宅盤がありますが、これは方位の吉凶の度合いを示し、また、八遊星がそれぞれの吉凶の意味合いを持ちます。

このサイトでは日本でもポピュラーな八宅風水を扱います。

風水の考えの基となるもう一つの考え方『五行』

この言葉も何やら耳にしたことが多いと思います。 「木・火・土・金・水」ですね。 これも古代中国からの思想ですが、この5つの元素からこの世界の全てが構成されているとする考え方です。 五行はそれぞれに相互関係があり、以下の図のような作用を伴うとされます。

相生:木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を生む。相克:木は土の養気を奪い、土は水を濁し、水は火を消し、火は金を溶かし、金は木を伐る。

なお、五行は本命卦、方位、八遊星ごとに対応する五行があります。
五行対応表

地形時の流れでその土地の吉凶を見る

目に見ることができる形から判断する『巒頭(らんとう)法』

端的に言ってしまえば目に見える風水ということです。 天地の気は風と水に大きな影響をうけます。 その水と風を生み出すのが地形ということから、この地形によって気の流れの良し悪しが判断されます。

目に見えない気の状態を判断する『理気(りき)法』

気はあらゆる場所に流れていますが、それを直接黙視することはできないため、例えば、家主の生年月日や家の向きなどを駅や陰陽五行に当てはめて判断します。 その結果を吉方位・凶方位として割出し、吉方位をなるべく利用する、凶方位はなるべく使用しないという形で風水を利用します。

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