風水 玄関 | 運気を上げる玄関・下げる玄関

玄関の風水の基本

1.運気を上げる玄関

  • 常に明るい。明るい印象を持つ。明るい照明がついている。
  • 靴棚や収納スペースなど高さのあるものは、玄関から入って右側(家の中から見ると左側)に置く。
  • 靴は必要以上に置かない。一日以上はかない場合は必ず靴棚にしまう。
  • 余計なものがなく、整然としている。
  • 汚れや埃などがなく、清掃が行き届き清潔に保たれている。

2.運気を下げる玄関

  • 暗い。陰気な印象を持つ。照明が古い、明るさが足りない、切れかけている。
  • 玄関から入って左側(家の中から見ると右側)に高さのあるものを置いている。
  • はかない靴を出しっぱなしにしている。靴や傘などが乱雑に置かれている。
  • 似つかわしくない置物などが置いてあるなど雑然としている。
  • 汚れや埃が目立ち、全体的に散らかっている。

玄関の風水の改善方法

1.玄関に入ると真正面に窓が見える場合

玄関に入った時に真正面に窓が見える家を、風水では「漏財宅(ろうざいたく)」と言います。

漏財宅とは文字通り、お金が洩れる、金運が落ちる、貯金が無くなっていくという意味があります。

これは玄関内だけでの間取りを言うのではなく、例えばマンションに多く見られるような玄関を入ってまっすぐな廊下がありその先にバルコニーや窓があるとか、玄関とリビングなどが直結していて正面に窓や小窓あるなどもすべて該当します。

玄関がこのような間取りや配置になっている場合は、必ず玄関と窓の間に仕切りやパーティションを置いて遮断してください。カーテンや暖簾などで仕切ることもできますが、できれば布や柔らかいもので遮るのではなく、堅くしっかりした材質のものでがっちりと遮るようにしてください。

ラックや本棚、大きめの観葉植物などで代用するのではなく、しっかりとパーティションや仕切りを用意して遮断することがポイントです。

2.靴棚が玄関の入り口を正面にして右側に来てしまう場合

風水(巒頭)では左を青龍、右を白虎、背(うしろ)を玄武、面(おもて)を朱雀とし、左の青龍から右の白虎に水が流れる場所が理想とされます。

青龍の象意は「平和」や「財」、白虎の象意は「争い」ということから、右側の白虎が高くなると争いごとが増える、左側の青龍が高ければ平和で財が増えると見なされます。

もし、靴棚や高さのあるものが(家の中から玄関の入り口を見て)右側にある場合は、左側に移動させてください。また、作り付けの靴棚などで動かすことができない場合は、左側に右側より背の高いものを置くようにしてください。なお、右側に靴棚があったとしても壁に埋め込まれた形であったり、高さが天井まで届いているようなものの場合は「壁」と同化しますので、このような場合は問題ありません。

玄関は家の中から玄関の入り口を見て右側(白虎「争い」)よりも左側(青龍「平和、財」)を高く印象付けることがポイントです。

3.玄関から流入する気の流れ

風水では運気は玄関より入ってくるとしますが、入ってくる気は直線ではなく曲線が良いとされています。

気の入り口は門になりますので、この門から玄関までが直線と言うのは風水では良くありません。できれば気の流れが弧を描くように門から玄関までは曲線を描く造りが良いでしょう。

もし、門から玄関までが直線の造りになってしまっている場合や、マンションなどで玄関がまっすぐな廊下に繋がっている場合は、家の中にまっすぐな気が入ってしまわないように、玄関に暖簾や簾などをかけて上手く気の流れを曲げるようにします。

漏財宅の場合のようにがっちり仕切ってしまうと、今度は気が入って行かれなくなるので注意。
ポイントは、気の流れを止めることではなく、気の流れを曲げる(和らげる、柔らかくする)ことを意識してください。

4.玄関に鏡を置く場合の位置や置き方

鏡は水を表し、気を反射したり、流れを変えたり、乱したりするので、置き場所には注意が必要です。

玄関に鏡を置く場合は、家の中から玄関の入り口を見て左側に置くようにしてください。左側に置くのは『2.靴棚が玄関の入り口を正面にして右側に来てしまう場合』でお話しした青龍と白虎の象意が関係します。

鏡を置く場合で絶対にしてはいけないことが、玄関の入り口から入って真正面に鏡を置くことです。この場合、家に入ってくる気が鏡に跳ね返されて、入ってこれなくなってしまいます。

「玄関の正面に鏡」は、どんな場合であってもNG。

また、玄関の方位ごとの五行のラッキーカラーとアイテムを取り入れると、玄関から家の中に良い運気が巡りやすくなります。

鏡を置く場合のポイントは、位置は玄関の入り口を正面にして左側(青龍)、形やサイズは方位の五行に適したもの、です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする